「頼山陽(らい さんよう)」という名前、広島の街で耳にしたことはありますか?
実はこの人物、日本の歴史や文化に大きな影響を与えた江戸時代後期の歴史学者・詩人・書家です。
そして、その生まれはここ広島。今でも広島各地にゆかりの地が残されています。
目次
日本を鼓舞した、知のカリスマ
頼山陽は、1780年に広島藩士の家に生まれました。
幼いころから優れた学問の才を発揮し、江戸時代の末期、
日本の歴史を物語として伝える書物『日本外史』を著しました。

『日本外史』は、武士道や歴史上の英雄たちの姿を生き生きと描き、
幕末の志士たちにも多大な影響を与えたといわれています。
坂本龍馬や吉田松陰も、頼山陽の思想に触れ、日本を変える原動力を得たとも言われているんです。
また、頼山陽は詩や書の才能でも知られ、全国を旅しながら多くの名文や書を残しました。
まさに、知と芸術を極めた「歴史のスター」といえる存在です。
芸陽堂と頼山陽のつながり
そんな偉大な頼山陽の精神を、もっと身近に感じてほしい。
その想いから、芸陽堂では創業当時から「頼山陽煎餅」をつくり続けています。
この煎餅の裏面には、頼山陽にちなんだ文字が刻まれており、歴史とともに味わうことができます。
卵の風味豊かな甘さと、手焼きならではの香ばしさが特徴で、広島土産や贈り物にもぴったり。
「歴史」と「美味しさ」を一緒に楽しめる、ちょっと特別な一枚です。


頼山陽をもっと知りたくなったら…
広島市内には、頼山陽史跡資料館・頼山陽文徳殿をはじめ、ゆかりの地も多くあります。
歴史好きの方はもちろん、ちょっとした散策気分でも楽しめます。



そして、その帰りには、ぜひ芸陽堂にもお立ち寄りくださいね。
頼山陽の志とともに、広島の文化を感じていただける煎餅をご用意してお待ちしています。